はじめに
あなたは普段ディズニーを回る際にどんなことに気を付けているだろうか。パークには多くのアトラクション・ショー・パレード・レストランなどが存在する。誰もが一度は「もっとあれしたかったのになぁ」「あれ乗りたかったなぁ」と後悔の念を抱きながらパークを後にしたに違いない。また、初めてディズニーに行く方で、満足いくような回り方が出来るのか、不安な方もいるだろう。
そこで当記事では、ディズニー初心者の方のために、ディズニーに行くうえで最低限押さえておきたい心構えを解説する。ぜひ最後までご覧いただきたい。
一番大切なのは”取捨選択”
初めに、初心者にありがちなミスを1つお伝えしておこう。久々のディズニーにワクワクしながら、ネットの記事やガイドブックのモデルコースを参考に、自分の理想のプランを作り、当日に破綻。やりたかったことが全て出来ずにモヤモヤが残ってしまう。こんな経験をしたことがある方もいるのではないか。実際僕も中高生の時に友達とディズニーに行ったときは同じような経験をしていた。
では、上記の例は一体何がダメだったのだろうか。それは、ディズニーを回る際に高い理想を持ってしまっていることだ。結論から申し上げると、ディズニーを回る上で”100点の回り方”は不可能だ。これはあなたのディズニーに対する知識の量や当日の混雑には左右されない、絶対的な掟だ。
勘違いしないでいただきたいが、別に前日までにプランを考えることが悪いと言っているわけではない。むしろ僕は、ディズニーはプランを考えている時間が一番楽しいとさえ思っている。大事なのは、プランを立てる際に実現可能なプランを組むことだ。友達に1人はいる、ディズニーを回るのがめっちゃ上手いやつはきっと、この考え方をしっかり持っていることだろう。ディズニーを回るのが上手い人ほど、惚れ惚れするような100点の回り方を叩き出そうとするのではなく、どんな天候・混雑状況でも常に80点の回り方をすることに重きを置いているのだ。
”実現可能なプラン”を組むために
では実際に、ディズニー初心者が実現可能なプランを組むためにはどうすればよいのだろうか。僕がオススメしたいのは、”絶対にやりたいこと”を1つだけ決めることだ。
初心者の皆さんにとって、圧倒的に足りないもの、それはディズニーに関する知識だ。この時間はこのレストランが空く、このアトラクションは夜に行った方がいい、パレードで通行禁止になるルート……、ディズニーによく行く人はこれらの情報を半ば感覚的に知っており、瞬時に最悪の事態=”絶対にやりたいこと”が出来ない事態を避ける判断が取れる。
しかし、皆さんはどうだろうか。右も左もわからない、施設の位置も地図なしではわからない状態で、そういった判断が下せるだろうか。たくさんあるやりたいことをこなす天才的なルート・プランが思いつけるだろうか。それは、無理難題だろう。
この”選択”を間違えることで、今まで我々は退園時に何とも言えないモヤモヤを味わってきたのだ。では、初心者でも選択を間違えないためにはどうすればよいだろうか。そう、選択を超簡単にしてしまえばよいのだ。
複数ある目標を達成しようとするから難しくなってしまう。早い話が、最初から目標が一つだけなら、比較的簡単に目標を達成できるだろう。また、優先順位を明確に決めておくことで、あれこれ考えずに済むようになる。始めから回り方のハードルをガッツリ下げておくことで、ハードルを大きく超えた回り方が出来たという喜びを味えるのだ。そして残るのは「見る予定なかったパレードまで見れちゃった!」「絶対やりたいことはしっかりできたし、おまけにあんなにアトラクションに乗れちゃうなんて…」というお得感!なんて素晴らしい……!
ちなみに、どんなにディズニーに通う人でも、1日に設定する”絶対にやりたいこと”はせいぜい1つか2つだ。それ以上目標を設定すると、予想以上の混雑や体調不良など不測の事態の際にすべての目標を達成しきれないことを、経験から学んでいるからだ。
”下調べ”をしたアナタはえらい!
さて、当記事では初心者がディズニーを回る際の最低限の心構えについて語ってきたが、最後に一つだけ、最低限の”行動”の話もしておこう。それは下調べだ。
今のディズニーパークは非常に便利な機能に溢れている。ディズニー・プレミアアクセス(有料で取得できるアトラクション優先乗車券やショー・パレードの指定席)やエントリー受付(ショーの抽選席),モバイルオーダーなど、挙げればキリがないが、これらのシステムを知っているのと知らないのとでは、満足度に雲泥の差がある。
もちろん初心者の皆さんにはすべての機能を使いこなすことは難しいだろう。しかし、氷山の一角を知っているだけでも、回り方は格段に見違える。各種SNSで下調べしてみることを強く推奨する。もちろん、当記事をここまで読んでいただいたあなたは、既に下調べの一部を終えていることを誇っていい。
当ブログでは、今後もディズニーに関する情報を発信していく。定期的に読んでいただければ幸いだ。では、また次回。